Fender Japnan '57 Strato Lefty

Fender Japnan '57 Strato Lefty_1.JPG自分は右利きなのに左利きギターの紹介です。友人からオークションに出して欲しいと頼まれてお預かりしてます。

Sシリアル(94〜95年製造)57年モデルまではわかりますが、グレードが不明です。ただこの当時でレフティならば安いグレードでは出していないはずです。

ボディは見たところバスウッド、ネックはメイプル・ワンピースです。

オールドギターに詳しい友人に聞いたら、ネックが三角ネックならば57年そのまんまのスペックだそうです。その辺はフェンダー・ジャパンですからちょっとだけ日本人向けにしたのでしょう、ネックの握りはやや細いカマボコ型です。

Fender Japnan '57 Strato Lefty_2.JPGオークション出品前に全て分解しクリーニングと調整します。やはりネックポケットには57/Dの文字が...でもグレードを示す記述はないですね。
ネックを外したついでにフレットを磨き、ペグもクリーニングしました。ブリッジやサドルも全て分解し、ホコリやゴミを取り除きイモネジもちゃんと回るようにしました。
久しぶりにココまでクリーニングするので、だんだん綺麗になっていくのが楽しいです。このギターはほとんど使っていなかったらしく大きな傷も無くフレットもほとんど残っていて、とても良い状態です。
Fender Japnan '57 Strato Lefty_3.JPGボディはバイオリンにも使われている特製のポリッシュを使いました。ギター用のよりも艶が出ます。特にこのギターは傷が無いので濡れたような輝きになりました。そして光の加減によっては、塗装が薄いせいか表面がそろそろ波打ってきてます。さすがに10年以上経つとほっといてもこうなるのですね。金属部分のハードウェアもいい感じにくすんできてます。

弦を張るのに苦労しました。右用とは逆の巻き方なんで、頭がゴチャゴチャになります。それとボリュームやトーンも反対の回り方です。最初ボリューム10なのに音がしないのでちょっと焦りました。

音を出してみると、当然左利き用なのでまともには弾けません。ジミヘンの気持ちが少しわかったような...
でもこのギター、音はすごく良いです。やはりメイプルネックですから高音の抜け方が違います。かと言って細くならず、豊かな中低音もあり、微妙なバランスを保っています。特にフロントPUでの透明感とハーフトーンは素晴らしい音です。
製造後12〜13年経っているので、ボディやネック、ピックアップも良い方向に枯れてきているのだと思います。これでもうあと10年も経ったらどんな音になるのでしょう、良いギターにはそういう楽しみがありますね。

磨いているうちに愛着が湧いてきてしまいましたが、どう考えても右利きの自分にとって左利き用のギターは弾けませんから、オークションに出すことにします。

同じスペックの右利き用が欲しくなってきました。
posted by fx at 09:51 | ギター紹介