この手の「Power Supply」と呼ばれるものと小型のACアダプターとの違う点は、何と言っても「安定化」です。
通常小型のACアダプターは、トランスから直流化し、コンデンサで電流を平坦にするだけなので、エフェクターを複数組み合わせた時や、単体でも歪み系のエフェクターではブーンとノイズが入ることが多いです。
しかし「Power Supply」と呼ばれる安定化された電源は、直流にしてから専用ICを通り、しっかりと安定した電力を供給してくれるので、歪み系エフェクターでもノイズはほとんどありません。
このグヤトーンAC−102は安定化された通常の9Vに加えて18Vも供給してくれます。
18Vに馴染みの無い方も居るでしょうが、古いビンテージ物のコーラスやディレイ、フランジャー等は18V仕様(電池2個)が多いのです。そんなことからグヤトーンも18Vを供給するようにしたのでしょうけど、最近は全て9Vになったので見かけなくなりましたね。
ですので、18Vと9Vを両方供給してくれるアダプターはAC-102のように古い機種を探すしかありません。
また最近の歪み系エフェクターでは昇圧(通常よりも高い電圧でドライヴさせる)が大流行りですね。しかしこの18Vアダプターがあれば、エフェクターを改造し内部に昇圧回路を設けなくとも高い電圧でドライヴさせることができます。(コンデンサーの耐圧等は変更する必要があります)
AC-102ならエフェクトボード内でも1個のサプライで用が足りてしまうので大変便利です。見かけたら買っておいても損はないでしょう。